2010年9月15日水曜日

ファンタジー好き


自分、妖怪以上に好きなテーマが、西洋の
騎士物語とファンタジーです。


いつからなんだろうなあ。

少年の頃はさほど読んだりしていなかった
のだけど、おそらく本格的にハマり出した
きっかけは、栗本薫の「グイン・サーガ」
シリーズとの出会いからでしょう。

豹頭の戦士の活躍と、おどろおどろしい
怪異や魔法という世界にのめりこみ、その後
「指輪物語(トールキン)」、アーサー王と
円卓の騎士の物語、「ゲド戦記(ル・
グイン)」、「アリス(キャロル)」「果てしない
物語(エンデ)」など名作の数々をとにかく
読みあさりました。


ドラクエ(ファミコン版)との出会いも大きかった!
僕のゲームデビューは大学時代と遅いのですが、当時友人から、風邪の見舞いにと一式
もらったのをきっかけに見事にハマってしまい、以降の趣味の方向をかなり変えることに
なります。

そのうちに、小説やゲームだけでなく、神話、騎士、魔法、天使、悪魔、妖精といった、
ファンタジーに欠かせない要素の出自や歴史にも興味が移っていき、様々な画集や
研究本にも手を出します。
19世紀末のアールヌーボーや象徴派といわれる芸術のムーブメントに惹かれて
ミュシャやクリムトなどを好きになったのも、そんな趣味の果てのこと。

その趣味が仕事として初めて生かされたのが、旧アスキーで刊行していた「ログイン」
というPCゲーム雑誌のファンタジーコラム「Fantasy Academy」でした。
様々なファンタジー物語や神話伝承にでてくる妖精や魔法、武器などについて書かれた
文章にイラストをつけるというものでしたが、かなり自由に描かせてもらえたことで、
文章から自分なりにイメージして世界観を作り上げていくということのとてもいい修行に
なったと思います。













……まあその後の仕事についてや、読んだ本についていちいち触れていくと
とんでもない長さになってしまうので今日はこのへんで。

おそらく、いや確実にこの趣味は一生引きずっていくんだろうなあ。

もちろん鶴亀堂的にもこのテーマは追求していきます。
天使の羽とか髑髏とか、描いていて楽しいし!
これからもボチボチと、お気に入りのテーマなど紹介して行こうと思います。

4 件のコメント:

  1. ファンタジー好きのつるみさんへ。
    私は、あまり読んだことがないのですが、この方の話を聞いていたら、すごく読んでみたくなりました。
    きっと、つるみさんも興味のある内容じゃないかな、、、と思い、勝手に添付させていただきましたが、無理にじゃなく、気が向いて面白そうだったら、くらいに受け取っていただければ(笑)

    ファンタジー作家の上橋菜穂子さんの、非常に興味深いお話がここで聞けますよ♪もしよかったら^^

    http://www.nhk.or.jp/r1/shinya/jyoyou.html

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  2. まつぼうさん

    情報ありがとうございます!
    上橋さんの「守り人」シリーズ(だったかな)は、
    昔さっちゃんに勧められたなあ。
    ……まだ読んでませんが!

    ラジオ、全部まとめて聞く時間が今とれないのですが、
    冒頭10分くらいをちょっとだけ聞いてみました。
    なんだかご自身の受賞歴の話とか売れた部数の話ばかり……

    後半に期待して、後日また聞いてみます!

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  3. ああ、そこはそうなんです(笑)
    この感じで進んじゃうのかな?と思ったら、その冒頭だけで、あとはすごく面白かったですよ♪
    後半、「ゲド戦記」と「ハリーポッター」における魔法の質の違いとか、指輪物語の話も出てくるんですよね。この人が物語を書いたバックボーンが見えるところが面白くて。
    つるみさんだったら、後半の内容の方がしっくりくるかも・・・でもご無理なさらず(笑)

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  4. まず前半だけ聴きました。

    ファンタジー=フィクションと思ってしまいますが、古い歴史も
    ファンタジーも、見たことが無いという意味では一緒。
    魔法があったか、妖精がいたかどうかじゃなくて、そういうものが
    あったかもしれない、と感じることの大切さを語っていて、とても
    共感できました。

    どちらも想像力が必要な分野ですね。
    その中で登場人物や世界に思いを馳せることができる人なら
    ファンタジーも自然に入れるんじゃないかなあ、と思います。

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