2011年4月27日水曜日

ハマってる本 その1 「ドラゴンランス」

本……特に小説は好きで、昔からよく読みます。

幼稚園の頃はもちろん絵本から、小学校でも
図書館に入り浸って、いろんな本を読み漁りました。

それが高じて今は無類のファンタジー好き。
いえ、持っている小説の3分の1程度ですが、
偏っていることは間違いないですね。

そんなファンタジー好きが、ここのところ
ハマったのが「ドラゴンランス」シリーズ。
足掛け1年くらいかかってしまいましたが、
「ドラゴンランス(全6巻)」
「ドラゴンランス伝説(全3巻)」
「セカンド・ジェネレーション(全2巻)」
「夏の炎の竜(全3巻)」
を、ようやく今日読破しました。


元々は、「ダンジョン&ドラゴンズ」という、人気のテーブルトークRPGゲーム・シリーズから派生した、いわゆるスピンオフ・ノベルです。

あまり詳しくないのですが、テーブルトークRPG(TRPG)というのはある世界設定とルールの中で、参加者それぞれがキャラクターになり切って冒険する、というセッションタイプのゲーム。参加者が話し合って行動を決めたり、サイコロで行動結果の判定をしたり、まさに、テーブルを囲んで、即興で繰り広げられる冒険!
楽しそうで、一度やってみたいとは思っていますが、まだ機会に恵まれません。

「ダンジョン&ドラゴンズ」は、中でも歴史の古いファンタジー系のアメリカ製TRPG。
今あるデジタルゲームのRPG、「ドラクエ」や「Final Fantasy」のルーツになったアナログゲーム、と言えばわかり易いでしょうか。


そんなアメリカの人気TRPGゲームから生まれた小説「ドラゴンランス」。
読み始めたら、久しぶりに夢中になりました。

だいたいファンタジー小説には危機がつきものです。命の危機、王国の危機、戦争の危機、世界の危機。
そんな危機を、主人公が困難を乗り越えて救うというのが柱になるですが、このドラゴンランスも例外なく主人公たちに危機が降りかかります。ドラゴンの暴走や暗黒神の陰謀、世界中で起こる戦争など、個人の力ではどうしようもないようなことばかりで、読んでいて気が重くなるほどのピンチが何度も訪れます。
そこを様々な偶然や助力や幸運やチームワークでギリギリを切り抜ける。ホントにギリギリ。そこがワクワクするところです。

登場人物は、それぞれにトラウマやコンプレックスを抱えた者ばかり。
強大な力を持つ魔術師レイストリンは、魔法の代償に体力を奪われていて病弱で、双子の兄の助けがないと、まともに冒険などできない体。逆に双子の兄である戦士キャラモンは堂々たる体躯の持ち主ですが、弟が病弱になったことを自分のせいと思い、過保護すぎるくらいいたわるのですが、それが微妙な愛憎関係になっています。
エルフと人間のハーフ、タニスは、どちらのコミュニティからも受け入れられないことで常に傷ついています。伝統ある騎士の遺志を継ぐスタームですが、じつは信奉する騎士団は当の昔に無くなっていて、孤独を抱えています。

ほかにも様々な登場人物(主人公たちの子供世代も登場します)が、それぞれの葛藤を抱えながらもチームを組んで危機に立ち向かう。当初は誰にも入れ込めなかったのですが、読んでいるうちにそれらが実に巧みにストーリーの鍵になってくるのがわかり、目が離せなくなりました。

結局そういう人間的な部分が、なにかしら自分と重なることで感情移入をして、物語に引き込んでいくんですね。


今日読み終わった「夏の炎の竜」で、一応の完結をしました。
馴染み深いキャラクターたちにも、いったん結末が訪れました。感動的なフィナーレでした。

でもどうやら、この「ドラゴンランス・シリーズ」には続きがあるようです。どこかで入手したら、また続きを楽しみたいと思います!

2011年4月11日月曜日

似顔絵は難しい。



本当に、誰を描いても、何度やっても難しいものです。

自分では上手くいった!と思っても、回りの評価は
そうでもなかったり、逆にう~んいまひとつかなあ、と
思っても、「似てる!」と言われたり。

本人を前にして即興で描くのは一番緊張します。
特徴を出しすぎても嫌味になり、かといってサービスしすぎて
きれいにまとめすぎるのもつまらない。

もちろん人によって描きやすかったり、特徴をすぐに
出せなかったりと個人差はありますが、いずれにしろ
日々精進!
一本の線に魂を込めて描くしかないということですね。


さて、先日松田聖子さんの似顔絵コースターを制作しました。
いろんな写真を参考に描いてみたのですが、時代によって
特徴を出しやすい・出しにくいがとても分かれました。




髪型ひとつ変わるだけで難しさが激しく変動!
僕も含めて「聖子ちゃんと言えば」というイメージが強烈にあり、
一番はは髪型だったりするわけです。

でも描いていくうちに彼女の特徴は、目元と、八重歯のある
笑顔の口元、あとはえくぼなのかなあ、と多少つかめたような
気がします。それでも16枚描いて4枚ボツ。
打率7割5分か……まだまだだな!




これからも精進します!


5月5日には稲城のお祭りで、クーペさんと似顔絵屋さんを
出展予定です。
クーペさんがお客さんをイメージした文字を書いて、僕が
それに似顔絵などのイラストを添える、というもの。

さて、どうなりますか……

2011年4月5日火曜日

クーペさんその後

報告が遅れました!

脳梗塞は脳幹というかなり危ないところにできたらしいのですが、
クーペさんは奇跡的に軽度ですんだようです。

結局、2週間で退院。
今はもう店に出ています。
すごい回復力! 野生の力を感じます。


後遺症でちょっとだけ歌が下手になったらしいのですが、今また
リハビリに取り組んでいるということです。
仕事が忙しく、入院以来まだ顔を見ていなかったので、今日
お店に行って様子を見てきたいと思います。
あの憎まれ口がないとなんだかさびしいんですよね。


◆「がんばろう」 Shifoさんバージョン