ただの大きな地震、では収まりませんでした。とにかく大変な災害となってしまいました。
虚実入り混じって、様々な情報が飛び交っていますが、本当はどれが正しいのか、なかなか判断は難しい。
政府や原発関係者の会見は、なかなかはっきりと示してくれなかったり、ネット上では愉快犯が発信元なのか、デマや詐欺まがいの情報まで出回っているようです。
計画停電の順番や、今後の交通情報も二転三転してわからない。
ただ、それはいたずらに不安をあおらないようにとの配慮だったり、偽情報が飛び交ってしまうのも、何か力にならなくては!との思いを持った人々の善意の結果だったりします。企業が必死に調整しても予定通り行かないこともある。
どんなことにも裏と表があるものですし、このような災害時です。間違いもある。
でも、今まさに本当のことが何かといえば、
瓦礫の下に埋まっていたり、道路の寸断で孤立して助けを求めている人がいる。
救助隊も近づくことができずにそのままになってしまっている多数の遺体がある。
原子力発電所では、危険な現場で命がけで作業している人がいる。
命は取り留めたが、水や食料が不足して弱っている人がいる。
そういうことだと思います。
つい自分本位になってしまったら、それを思って進みましょう。
まずはそばにいる人をいたわりましょう。
一人一人できることは小さいが、この場で何ができるか考えましょう。
直接被害をこうむらなくても、連日のネガティブな報道でうつ状態や、軽いPTSDになってしまう場合もあるかもしれません。
気にはなりますが、あまりテレビやネットを見続けすぎず、時々気分を変えることも重要です。自分も見続けて気持ちが暗くなってしまいましたが、好きな音楽を聴いたり、友人と会って話をするだけでずいぶん違いました。
自分も大事に。
みな不安で、本当のことが知りたくて、イライラして、ついどこかに怒りをぶつけたくなる気持ちもわかるのですが、まずは冷静に、そして人同士愛を持って前へ進みましょう。
僕は一介の絵描きに過ぎず、できることは少ないのに偉そうにすみません。
キレイ事かもしれないが、自戒も込めてあえて書かせてもらいました。
希望を持って、前へ!
0 件のコメント:
コメントを投稿